シース熱電対素線

貴金属シース熱電対

貴金属シース熱電対は貴金属素線を入れた金属保護管内にマグネシアを高密度で充填,気密し絶縁性と高耐圧性を持たせた熱電対です。シース熱電対の一般的な特徴を持ち更に、精度が高く酸化雰囲気中での耐食性に優れております。また、外管が白金ロジウムのシース熱電対はシース熱電対で最高の1400℃の使用に耐え、高温,腐食性ガス雰囲気での精密測定に最適です。

◆貴金属熱電対一般規格
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標準型シース熱電対

標準型のシース熱電対は低コストで温度応答速度も速く、耐熱,耐食,耐圧,耐衝撃性や柔軟な可とう性があるという特長を備えており、下記のような分野や使用用途でよく使われております。

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  • 鉄鋼分野
    溶鋼温度測定(高炉,焼鈍炉,電気炉等)、熱処理炉測温
  • 窯業分野
    陶磁器,ガラス,レンガ等の焼成炉(シャトルキルン,ローラーハースキルン,トンネルキルン等)
  • 化学分野
    気体,液体の貯留温度、成型機の温度、化学機械装置の部品温度、合成繊維製造工程での温度測定
  • 造船分野
    燃料や輸送品の隔壁温度、熱交換機温度、エンジン温度
  • 食品分野
    貯留槽の温度、食品製造工程中の温度
◆シース熱電対の種類
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◆シース熱電対の温接点
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◆シース熱電対使用限界温度
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◆検査規格
  1. 起電力検査
    特別な指示なき製品につきましては、シース熱電対メーカー出荷時のロット試験時の値を適用します。
  2. 絶縁抵抗検査
    シース径φ 1.0~ 2.3 電圧DC100V 絶縁抵抗値 20MΩ 以上
    シース径φ 3.2~ 8.0 電圧DC500V 絶縁抵抗値 20MΩ 以上
    ※ただし、接地型熱電対は除きます。
◆シース熱電対の種類
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販売体制
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シース熱電対素線の素材販売もしております。上記規格以外にも素線材質がタングステン-レニウムやプラチネル熱電対等の特殊品や特殊シース材(タンタル,ZR-Nb等)も取扱っております。また、ダブルエレメント,トリプルエレメント等の多対式の取扱いもあります。

 
 

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